よくあるご質問
救命処置(心肺蘇生・AED)
- 心停止でもAEDが有効ではないことはありますか?
- 「心停止(心肺停止)」とは、心臓がポンプとしての機能を失い、意識や反応が無く、呼吸もない状態のことです。これには大きく分けると二通りあります。
救命処置(心肺蘇生・AED)
- ケガなどで出血している場合も胸骨圧迫とAEDを実施していいですか?
- 倒れている人が心停止(反応も呼吸もない、あるいは普段通りではない状態)であれば、その原因に関わらず直ちに胸骨圧迫を開始して下さい。
救命処置(心肺蘇生・AED)
- 普段通りの息をしているかどうか判断できないときは、どうすればいいですか?
- 倒れた直後には、死戦期呼吸という、“しゃくりあげるようなゆっくりとした不規則な呼吸”が見られることがありますが、これは心停止のサインです。
特別な場合の救命処置
- 脳卒中が原因の心停止でも、胸骨圧迫を行って良いですか?
- 原因に関わらず、心停止と判断した場合には、胸骨圧迫を行いましょう。心停止では、原因は何であれ、胸骨圧迫を行い、止まってしまった心臓の代わりに脳や心臓など全身に血液を送り出す必要があります。
子どもの心停止
- 子供に対しても、胸骨圧迫は同じ強さでいいですか?
- 目安として、思春期以前の子供の場合、胸郭の 1/3 沈む程度、強く圧迫します。緊急の現場で体格のことを考慮することは難しいと思いますので、力強く圧迫することを意識してください。
救命処置(心肺蘇生・AED)
- 胸骨圧迫で骨が折れることはないですか?
- 胸骨圧迫により肋骨が折れてしまうことはありますが、救命が最優先です。骨折を恐れて胸骨圧迫をしなかったり、力を加減したりすると、その人を助けることはできません。
救命処置(心肺蘇生・AED)
- AED を女性に使用する場合、下着や胸の露出への配慮はどうすればいいですか?
- AED のパッドを素肌に直接貼り付けることができていれば、ブラジャーは必ずしも外す必要はありません。余裕があれば、AED のパッドを貼った後に、上から上着やタオルなどを掛けてください。
特別な場合の救命処置
- 倒れている人や現場が濡れている場合、AED は使えますか?
- 胸のパッドを貼る位置が濡れている場合、パットを貼る部分とその周辺の水分はタオルなどでふき取るようにしてください。 なお、地面が濡れていても、周囲の人が感電してしまう危険はありません。
救命処置(心肺蘇生・AED)
- AED を使って、心停止でない人に電気ショックをしてしまうことはないですか?
- AED は、心電図を調べて、電気ショックの必要性を診断しますので、心停止でない人に電気ショックすることはありません。反応がなく、心停止を疑ったら積極的に AED を使用して下さい。
救命処置(心肺蘇生・AED)
- AED にはいくつか種類がありますが、使い方はどれも一緒ですか?
- 電源を入れて音声指示に従い、電気ショックを行うという基本的な操作はどの AED も一緒です。電源が入れば必ず音声ガイダンスが始まりますので、音声をよく聞いて、それに従って操作してください。
特別な場合の救命処置
- 血液が固まりにくくなる薬(抗凝固薬、抗血小板薬など)を服用していても胸骨圧迫を実施しても良いでしょうか?
- 出血をしていたり、血液が固まりにくくなる薬を使用していたとしても、心停止の場合は胸骨圧迫が必要です。
特別な場合の救命処置
- 新型コロナウイルス感染症が拡大する中で、目の前で人が倒れたら、心肺蘇生、AEDを用いた救命処置はどうしたらよいでしょうか?
- 市民による救命処置のうち人工呼吸は、そもそも自信がなければ省略していただいて結構ですが、感染のリスクが危惧される状況ではむしろ行わない方が望ましいと考えます。最も優先すべきはAEDによる電気ショックを即座に実施することです。
救命処置(心肺蘇生・AED)
- 心停止でもAEDが有効ではないことはありますか?
- 「心停止(心肺停止)」とは、心臓がポンプとしての機能を失い、意識や反応が無く、呼吸もない状態のことです。これには大きく分けると二通りあります。
救命処置(心肺蘇生・AED)
- ケガなどで出血している場合も胸骨圧迫とAEDを実施していいですか?
- 倒れている人が心停止(反応も呼吸もない、あるいは普段通りではない状態)であれば、その原因に関わらず直ちに胸骨圧迫を開始して下さい。
救命処置(心肺蘇生・AED)
- 普段通りの息をしているかどうか判断できないときは、どうすればいいですか?
- 倒れた直後には、死戦期呼吸という、“しゃくりあげるようなゆっくりとした不規則な呼吸”が見られることがありますが、これは心停止のサインです。
救命処置(心肺蘇生・AED)
- 胸骨圧迫で骨が折れることはないですか?
- 胸骨圧迫により肋骨が折れてしまうことはありますが、救命が最優先です。骨折を恐れて胸骨圧迫をしなかったり、力を加減したりすると、その人を助けることはできません。
救命処置(心肺蘇生・AED)
- AED を女性に使用する場合、下着や胸の露出への配慮はどうすればいいですか?
- AED のパッドを素肌に直接貼り付けることができていれば、ブラジャーは必ずしも外す必要はありません。余裕があれば、AED のパッドを貼った後に、上から上着やタオルなどを掛けてください。
救命処置(心肺蘇生・AED)
- AED を使って、心停止でない人に電気ショックをしてしまうことはないですか?
- AED は、心電図を調べて、電気ショックの必要性を診断しますので、心停止でない人に電気ショックすることはありません。反応がなく、心停止を疑ったら積極的に AED を使用して下さい。
救命処置(心肺蘇生・AED)
- AED にはいくつか種類がありますが、使い方はどれも一緒ですか?
- 電源を入れて音声指示に従い、電気ショックを行うという基本的な操作はどの AED も一緒です。電源が入れば必ず音声ガイダンスが始まりますので、音声をよく聞いて、それに従って操作してください。
子どもの心停止
- 子供に対しても、胸骨圧迫は同じ強さでいいですか?
- 目安として、思春期以前の子供の場合、胸郭の 1/3 沈む程度、強く圧迫します。緊急の現場で体格のことを考慮することは難しいと思いますので、力強く圧迫することを意識してください。
特別な場合の救命処置
- 脳卒中が原因の心停止でも、胸骨圧迫を行って良いですか?
- 原因に関わらず、心停止と判断した場合には、胸骨圧迫を行いましょう。心停止では、原因は何であれ、胸骨圧迫を行い、止まってしまった心臓の代わりに脳や心臓など全身に血液を送り出す必要があります。
特別な場合の救命処置
- 倒れている人や現場が濡れている場合、AED は使えますか?
- 胸のパッドを貼る位置が濡れている場合、パットを貼る部分とその周辺の水分はタオルなどでふき取るようにしてください。 なお、地面が濡れていても、周囲の人が感電してしまう危険はありません。
特別な場合の救命処置
- 血液が固まりにくくなる薬(抗凝固薬、抗血小板薬など)を服用していても胸骨圧迫を実施しても良いでしょうか?
- 出血をしていたり、血液が固まりにくくなる薬を使用していたとしても、心停止の場合は胸骨圧迫が必要です。
特別な場合の救命処置
- 新型コロナウイルス感染症が拡大する中で、目の前で人が倒れたら、心肺蘇生、AEDを用いた救命処置はどうしたらよいでしょうか?
- 市民による救命処置のうち人工呼吸は、そもそも自信がなければ省略していただいて結構ですが、感染のリスクが危惧される状況ではむしろ行わない方が望ましいと考えます。最も優先すべきはAEDによる電気ショックを即座に実施することです。