2022.02.08 お知らせ
緊急メッセージ:コロナ禍で AED の使⽤率と救命率が低下
コロナ禍でも AED を使って救命処置に協⼒を!
⽇本では、毎年、7 万⼈を超える⽅が⼼臓突然死で亡くなっています。突然の⼼停⽌からの救命のカギを握るのは、⼼停⽌の現場に居合わせた⽅々による AED を⽤いた救命処置です。電気ショックの適応がある⽅に AED を使った電気ショックが⾏われると約半分の⽅を救命することが出来ます。AED による電気ショック実施率は少しずつ上昇し、2019 年には 5%を超えましたが、総務省消防庁 の報告によると、コロナ禍の 2020 年には 4.2%と⼤幅に低下しており、合わせて救命率も低下していることがわかりました(グラフはコチラ)。
コロナ禍であっても、誰かが倒れたら、声をかけてあげてください。反応がなく、呼吸が普段どおりでなければ(判断に迷った時も)、119 番通報と AED の 要請をしたうえで、胸⾻圧迫(⼼臓マッサージ)を続け、到着次第、AED による電気ショックを⾏ってください。AEDショックの後はすぐに胸骨圧迫を再開することも重要です。倒れている⽅の⼝をマスクや布などで覆うことで、感染のリスクを減らすことが出来ます。
命や絆の⼤切さを⾒直す機会となるコロナ禍だからこそ、⽬の前で誰かが倒れたら、AED を使い、救命処置にご協⼒下さい。
なお、日本AED財団では、コロナ禍でも安心して参加できるようにオンラインでのAED講習会を開催しています。ご自宅から、会社から60分間で楽しく胸骨圧迫とAEDについて学ぶことができます。詳細はコチラ
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