これらの施作を通じて、AEDが使いやすい社会連携
(AED使用まで5分以内の社会)を目指します。
現在AED マップと名前のついた、AEDの設置情報を共有するサイトは複数あります。
しかし全国規模で精度の高い情報を随時更新するシステ ムはいまだ整備されていません。
AED N@VIはHPを通じて登録されたボランティア:AED サポーターが、周囲のAED設置情報を投稿・共有できる新しいAEDマップです。
集められたAEDの設置情報は、オープンデータとして公開され、誰でも使えるようになります。
スマホで
AEDの情報をUP
皆で確認して
情報をアップデート
正確なAED
設置情報を皆で共有
信頼できる設置情報が更新される仕組み
申請されたAED設置情報は、団体サポーターの承認によってAEDマップに反映。ダブルチェックで正しい情報を掲載します。掲載後は情報の評価が可能で、悪い評価が溜まった情報は再チェックが促されます。
日本には公共施設や商業施設を中心に50万台を超えるAEDが設置され、敦助者を育成する救命講習会などが実施されていますが、実際の心停止でAEDが便用される事例は非常に少ないのが現状です。それは、救命を必要としている方の近くに救助者がいないことや、AEDの場所がわからないことが原因と考えられます。今、求められているのはこれらを結びつけることです。
AEDの活用を促進するアプリ
そこで京都大学と株式会社ドーンが、AEDの活用を促進するアプリ「AED GO」を共同開発し、愛知県尾張旭市消防本部と干栗県柏市消防局の協力を得て実証実験をおこなっています。
「AEDGO」は、スマートフォンアプリを用いて119番通報を受けた指令員が心停止を疑った際に、予め登録されたポランティアへ、心停止の場所と最寄リのAEDの情報を伝連するシステムです。スマホ画面上に救命現場の位置と現在地からの距離が表示され、また近くのAED設置場所も表示されるので、その時動ける人がAEDを取得して迅速に現場に届けることができます。つまり救命の現場とAEDを短時間で結ぶことができるのです。
「AED GO」のこれから
これまでの実証実験において本アプリが簡便かつ安全に接能することを実証しました。
AEDを活用して心停止の方を一人でも多く救命するために「AED GO」の普及を進めていきます。
詳しくはコチラまで
AEDがより使われる社会になるためには、より使われやすいところにAEDがあることが重要です。
自動体外式除細動器(AED)の適正配置に関するガイドライン普及版より、AED適正配置のためのポイントを抜粋して紹介します。
設置が求められる施設
心停止が多く発生し、目撃されやすく
救助を得られやすい場所、目印となる施設
駅、空港、大規模商業施設、アミューズメント施設、 ホテル、市役所などの公共施設、学校、会社・工場、 コンビニエンスストア、ドラッグストア、薬局 等
高齢者や疾患を持っている人が多く 利用する施設(介護福祉施設 等)
スポーツ施設(スポーツジム、グラウンド、 プール、海水浴場、球場、ゴルフコース、 マラソン大会、学校における運動施設 等)
救急隊到着までに
時間を要する場所
離島、山間部の施設、旅客機、列車、旅客船などの長距離輸送機関 等
具体的な設置基準
5分以内に電気ショックが可能なことがポイント!
現場から片道1分以内 の配置 (距離にすると300m毎の 設定が目安) 等
エレベータホールや、 階段の近くへの配置
AED設置場所への 通報によって、管理者 が現場へ直行する体制
高齢者や疾患を持っている人が多く 利用する施設(介護福祉施設 等)
誰もが24時間いつでも アクセス可能な配置 (カギをかけない、あるい はガードマン等、常に使用 できる人がいる体制 等)
※AEDを配置するだけでは無く、配置されたAEDの維持管理、
施設の関係者や住民などへのAED設置場所の周知、教育と訓練によって AEDを使える人材を増やすことも重要です。
詳しくはコチラまで